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ルネサンスの神秘思想 (講談社学術文庫)

05/25/2020 13:29:47, , 伊藤 博明

によって 伊藤 博明
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内容紹介 千年の「暗黒時代」の後、ルネサンスが花開く。エジプト、ギリシア、古代ヨーロッパの数多の神々が召喚され、が大興隆。ヘルメス、ゾロアスター、ピュタゴラスらの教説の神秘主義的刻印とは? 哲学・思想・宗教的諸説混淆(シンクレティズム)の精神風景を、オカルトも交え描く。15世紀フィレンツェで咲き乱れた神秘思想へのコンパクトで本格的な入門書。(講談社学術文庫)自然魔術、降神術、占星術、錬金術、数秘術、呪術的音楽、カバラ……。暗黒の中世を経て、甦った古代の神々と叡智。もうひとつのルネサンス文化・思想史千年の「暗黒時代」の後、ルネサンスが花開く。エジプト、ギリシア、古代ヨーロッパの数多の神々が召喚され、が大興隆。ヘルメス、ゾロアスター、ピュタゴラスらの教説の神秘主義的刻印とは? 哲学・思想・宗教的諸説混淆(シンクレティズム)の精神風景を、オカルトも交え描く。15世紀フィレンツェで咲き乱れた神秘思想へのコンパクトで本格的な入門書。。……古典古代のさまざまな宗教的観念(あるいは祭儀さえも)が復活しようとしていたのである。そして、キリスト教のと異教のとの対話、闘争、講和が、イタリア・ルネサンスの文化と思想を根底で条件づけているのである。……ヘルメス、ゾロアスター、オルフェウス、ピュタゴラスたちの教説は、自然魔術、降神術、占星術、錬金術、数秘術、呪術的音楽など、いわゆるオカルト学的要素や神秘主義的傾向を多く含んでいる。――<「プロローグ」より抜粋>※本書の原本『神々の再生――ルネサンスの神秘思想」は、1996年東京書籍より刊行されました。 内容(「BOOK」データベースより) 千年の「暗黒時代」の後、ルネサンスが花開く。エジプト、ギリシア、古代ヨーロッパの数多の神々が召喚され、“古代神学”が大興隆。ヘルメス、ゾロアスター、ピュタゴラスらの教説の神秘主義的刻印とは?哲学・思想・宗教的諸説混淆の精神風景を、オカルトも交え描く。一五世紀フィレンツェで咲き乱れた神秘思想へのコンパクトで本格的な入門書。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 伊藤/博明 1955年北海道生まれ。北海道大学文学部卒業、同大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。現在、埼玉大学教授。専門はルネサンス思想史・芸術論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
ルネサンスの神秘思想 (講談社学術文庫)を読んだ後、読者のコメントの下に見つけるでしょう。 参考までにご検討ください。
日本ではあまり知られていない、ルネサンスのもうひとつの側面、神秘思想について、簡潔にまとめた書。それは、ペトラルカによる、ギリシャのオリンポス神への興味からはじまった。フィチーノ、ピーコ・デッラ・ミンドラという二人の中心人物については、その生涯なども含めて詳しく記述している。キリスト教おけるカバラ、ゾロアスター教、占星術、ヘルメス文書からはじまるエジプトへの関心など、ルネサンスの神秘思想の関心の広がりがよくわかる。ルネサンスとは、それまで押さえつけられていた知的欲望が解放され、科学的な思考や逆に神秘的な思考まで、一気に知的関心が拡大した時代だった、ということがよくわかった。当時の人々は、自分たちをとりまく自然の中に、実に多くの物を発見し、それを理解しようと努めたのだ。その精神は、現代の私たちにも、求められているのではないか?とも思わされた。

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