森とカビ・キノコ 樹木の枯死と土壌の変化オンラインブックダウンロード

森とカビ・キノコ 樹木の枯死と土壌の変化

08/06/2020 04:01:00, , 小川真

によって 小川真
3.7 5つ星のうち 1 人の読者
ファイルサイズ : 20.79 MB
内容紹介 日本列島の森で、マツ、ナラ、サクラ、クリ、スギ、ヒノキ、タケなど、多くの樹木が大量枯死し始めている。原因は、病原菌や、害虫なのか。薬剤散布の影響はないのか。大陸からの酸性雨、酸性雪などによる大気や土壌の汚染が関わっているのか。温暖化などの地球規模の環境条件の変化によるものなのか。そのとき、土壌の菌類相の変化の影響は…………..拡大する樹木の枯死現象の謎に、菌類学の第一人者が迫る。小社ウェブサイトに「はじめに」を掲載しています。↓http://www.tsukiji-shokan.co.jp/mokuroku/ISBN978-4-8067-1387-6.html 内容(「BOOK」データベースより) 日本列島の森で、マツ、ナラ、サクラ、クリ、スギ、ヒノキなど、多くの樹木が大量枯死し始めている。原因は、病原菌や、害虫なのか。薬剤散布の影響はないのか。大陸からの酸性雨、酸性雪などによる大気や土壌の汚染が関わっているのか。温暖化などの地球規模の環境条件の変化によるものなのか。そのとき、土壌の菌類相の変化の影響は…拡大する樹木の枯死現象の謎に、菌類学の第一人者が迫る。 商品の説明をすべて表示する
森とカビ・キノコ 樹木の枯死と土壌の変化を読んだ後、読者のコメントの下に見つけるでしょう。 参考までにご検討ください。
10年近く前からだろうか、山形の朝日連峰一帯にナラ枯れが目立ち始めたのは、、。夏真っ盛りの時期に紅葉とは違ったえも言われぬ色に染まった山々は、何かを訴えているようでず〜っと気になっていたが、たまたま目に入った本書を読んで、事の重大さを確信したのだった。本書の中で特に断定はされてはいないが、私が感じ取った範囲では大まかに言って次のような事だと思います。始めに大気汚染に弱い大都市近郊の杉枯れに始まり、次に主に中国東南アジアから偏西風に乗って飛来する大量の窒素酸化物等によって、日本の森林の土壌微生物藪は大打撃を受けバランスを崩し、菌類との共生関係の強い樹木は活力を失い弱った者から虫や細菌の餌食になっていくようだ。松枯れ、ナラ枯れと続いているのは偶然ではなく人間に対して自然が発している警鐘だと素直に認め、これまでの世界的な環境破壊を改めなくては取り返しのつかない状態になるのは目に見えている。日本がいくら環境技術先進国だと威張って見た所で、海の向こうから無秩序にバンバン飛んでくる化学物質には何の役にも立たないではないか。大量に環境汚染物質を排出し続けるそれらの国に、圧力をかける事はおろか媚び諂う事しかできない政府の外交力の欠如には、情けないを通り越して恥ずかしい。おまけにまるで存在価値のない林野庁は、松食い虫の防除と言い凶悪なネオニコチノイド系農薬をヘリコプターで撒き散らし、無駄に税金を使って国民に多大な被害を与える始末。ナラ枯れ対策然りで、まるで現代医療そのものの対症療法では何の解決にもならないではないか。なお、本書の中で政府への批判はもちろん有りませんが、読んでいて何か犯人探しの推理小説のような気がしてきます。犯人はもちろん人間ですが、、、、。純粋に自然界の仕組みに付いて興味の有る方にはお勧めです。

0コメント

  • 1000 / 1000