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暴走司会者論客たちとの深夜の「激闘譜」

10/03/2020 17:47:20, , 田原総一朗

によって 田原総一朗
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1987年4月にスタートした「朝まで生テレビ!」。著者は、ときに強引すぎるとの批判を受けつつも、その独特の司会ぶりで、原発、天皇、右翼など“日本のタブー”に挑み、30年間にわたって番組を牽引してきた。野坂昭如氏、大島渚氏など放送開始時から存在感を示した出演者から、堀江貴文氏ら最近の若手論客まで、多彩なパネリストたちによる“論戦”を一挙に振り返る。目次第一章 「公平でない」「発言しすぎる」は、私にとっての褒め言葉第二章 手応えを感じた原発論争 反対派と推進派が直接対決第三章 自粛ムードの中、あえて天皇と天皇制を論じる第四章 野坂昭如抜きには成り立たなかった差別問題論争第五章 野村秋介との対話で確信、右翼とも議論はできる第六章 ときには同志、ときには好敵手 野坂、大島、西部……素顔の論客たち第七章 本物っぽく見えた麻原彰晃 宗教を扱う難しさを実感第八章 対米従属か、自立か 安全保障をめぐり意見は真っ二つ第九章 これからは彼らが主役 若手論客に教えられること
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「朝まで生テレビ」が始まったのは、30年前になる。私は、始まって数年の頃から、毎月楽しみにしていた。オウム真理教が浅原、上佑らと一緒に出たときのビデオは、DVDに落としてまだ持っている。宗教、右翼、左翼、原発……普通はタブーとされるテーマを、真正面から取り上げてきた。それを仕切ったのが田原総一朗だ。いや、仕切ったと言うより、ときには出席者を罵倒し、司会者なのに持論を押し付けたり……もちろん、「ショー」としてみれば面白かったが、怒鳴り合い、人の意見はさえぎる……およそ「議論」とは言えなかった。田原自身がそうなのだから、話も噛み合わない。あの番組の面白さは、話の噛み合わないところでもあったろう。本書では大島渚、野坂昭如ら、懐かしい顔ぶれも登場する。姜尚中や辻元清美がメジャーになったのも、この番組がきっかけだと思う。だが、当時田原は50歳過ぎのはず。今のようにぐだぐだ言うのではなく、出席者の意見を蹴散らすにしても、それなりの「筋」はあった。いまは、言葉も明瞭ではないし、彼自身が論点をぼかしたりすることもある。「暴走」という意味では、今も昔も同じだろうが、今のほうが始末に負えないともいえないだろうか。また田原自身がこの番組によって「力」を持ち、日本の言論を操るような場面もあった。だがこれも、いろいろな意味で「時代」をつくってきたことの証拠かもしれない。田原総一朗は最近こう言っているという。「戦争を知る世代としては言論の自由だけは絶対に守る」昔はリベラルな論客がたくさんいたが、最近は少なくなった」これについては、私も同感である。最近の朝ナマがつまらないのも、そのせいだと思う。なお、表紙カバーの写真は朝ナマが始まった当時の田原総一朗。鋭さが感じられる。

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