源氏物語(二)紅葉賀―明石 (岩波文庫)

読んでみて、現代語訳がすらすら読めることに驚きました。難易度が高いと諦めていました。原文の本は高価だと思っていました。書店で手に取って、意外に平易に読めて驚きました。原文に当たれるというのは、至上の贅沢です。こんなに1000年前の恋愛小説が、身近であることは素晴らしい。価格も1500円と安いですから、手元に置かれることをおすすめします。不朽の名作です。文章が今の言葉より意味深いです。一文だけでも、味わえれば、気持ちに余裕が出来るような感覚になりました。せわしないIT時代に、一番必要になってくる感覚ではないでしょうか。生涯手元にあるとしたら、いいと思います。学校図書館は、購入必須です。小学校中学校高校、どの学校にもおいて欲しいです。平安時代には、基礎教養でした。子供だって読んでいいんです。2019年8月に6巻が出ます。絶版になったら、途端に高額になることもある本だと思います。手元に置いておいてください。一生あなたを救います。そんな本です。