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八代目正蔵戦中日記
07/27/2020 20:05:14, 本, 林家 正蔵
によって 林家 正蔵
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内容(「BOOK」データベースより) 仲間や家族への愛情深く、芸人として清貧に生きた落語家正蔵の“人生史”は、戦中の東京の姿を知ることのできる一級の庶民文化史である。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 八代目林家/正蔵 明治28年、東京生まれ。同45年に三遊亭三福(三代目円遊)に入門し「福よし」。大正6年に「橘家二三蔵」の名で二ツ目。同8年に「三代目三遊亭円楽」となり、同9年に真打ち昇進。昭和3年に「五代目蝶花楼馬楽」を継ぎ、25年に「八代目林家正藏」を襲名。56年に「林家彦六」と改名し、昭和57年歿 瀧口/雅仁 昭和46年、東京生まれ。芸能史研究家。新聞・雑誌等で寄席・演芸評、演劇評を執筆。恵泉女子学園大学非常勤講師。諸芸懇話会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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戦後もずっと長屋住まいを続け最後の江戸っ子と呼ばれた名人正蔵(私の中で「正蔵」とはこの人で、「こぶ平」さんはどうしても正蔵とは呼べない)が連日空襲が襲う中もコツコツ書きためた日記です。東京大空襲の悲惨な状況はいろんな本で読んでますがここに描かれる市井の人々は結構のんきでそんなさなかでも酒に遊びに興じており、終戦のどん詰まりくらいまでは寄席も普通に開いていたのがよく分かります。それにしても「トンガリ」と呼ばれた筆者らしくまあよくケンカすることw正岡容ら評論家、今輔、文楽、志ん生ら同業者とほとんど月に一度は揉めてます。面白いのは天敵と呼ばれた圓生とは戦中日記ではどちらかと言えば酒を飲んだり互いの不遇を嘆いたりと仲良くやってること。関係が悪くなったのは戦後になってからなんですかねいずれにしても当時の世相史としても落語の歴史としても単なる読み物としても貴重かつ面白いおすすめの本です。
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