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奇跡の六番勝負: サラリーマンがプロ棋士になった日 (河出文庫)

06/12/2020 03:55:42, , 古田靖

によって 古田靖
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内容紹介映画「泣き虫しょったんの奇跡」脚本協力! 史上初、サラリーマンからプロ棋士になった瀬川晶司の奇跡に迫る感動のノンフィクション内容(「BOOK」データベースより)少年時代から夢見たプロ棋士への道で挫折し、サラリーマンとなりながらも、プロに引けを取らない成績を収めていた瀬川晶司アマ34歳。そのプロへの思いは、平成17年、アマ強豪たちを中心に、新聞記者やプロ棋士らをも巻き込み、将棋連盟のルールを動かす。未来への扉を開いたその軌跡と六番勝負の詳細を追った、感動のノンフィクション。映画「泣き虫しょったんの奇跡」脚本協力!著者について1969年愛知県生まれ。書籍、雑誌、ウェブなどに幅広いジャンルの記事を取材、執筆する。著書に『アホウドリの糞でできた国』『新企画は宇宙旅行!』など。後藤元気編「将棋エッセイコレクション」(ちくま文庫)にコラムを執筆。著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)古田/靖 1969年愛知県生まれ。名古屋大学工学部電気学科中退。書籍・雑誌・ウェブなどに、時事問題・スポーツ・ビジネスなど、幅広いジャンルの記事を取材・執筆する。編集長として電子雑誌「トルタル」を創刊するなど、電子書籍も多数、手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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13年前に起きた将棋界の大事件。瀬川さんへ特例編入試験を実施するかどうかに多くの仲間が協力する様子が詳細につづられており、感動的なノンフィクション。瀬川さんが試験対局を勝ち抜く苦労だけでなく、連盟会長が試験対局を盛り上げるための黒い思惑、試験対局の相手を務める女流棋士の勝負への思い、最後の相手となった中堅棋士の苦悩など本書でしか知りえない棋界の裏側がこれでもか、というほど描かれている。藤井ブームに沸く将棋界だが、棋士とは何かを考えさせてくれる。

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