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アーキテクチャの生態系: 情報環境はいかに設計されてきたか (ちくま文庫)

06/28/2020 11:54:04, , 濱野 智史

によって 濱野 智史
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内容紹介 2ちゃんねる、ニコニコ動画、初音ミク……。日本独自の進化を遂げたウェブ環境を見渡す、新世代の社会分析。待望の文庫化。 解説 佐々木俊尚 内容(「BOOK」データベースより) mixi、2ちゃんねる、ニコニコ動画、ケータイ小説、初音ミク…。なぜ日本には固有のサービスが生まれてくるのか。他の国にはない不思議なサービスの数々は、どのようにして日本独自の進化を遂げたのか。本書は、日本独自の「情報環境」を分析することで、日本のウェブ社会をすっきりと見渡していく。ウェブから生まれた新世代の社会分析、待望の文庫化。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 濱野/智史 1980年生まれ。評論家、情報環境学者、アイドルプロデューサー。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修士課程修了。専門は情報社会論・メディア論。恵泉女学園大学および東京経済大学非常勤講師として教鞭をとる傍ら、2014年6月に「アイドルをつくるアイドル」をコンセプトとしたアイドルグループ「Platonics Idol Platform」(PIP)を結成。PIPの総合プロデューサーとしても活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 続きを見る
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本書が話題になってから積ん読のまま放置していて、出版後3年も経ってから読んでみた。一読して面白くて、一気に読めた。内容を云々するほどの見識はないので感想を述べたい。出版されて3年しか経っていないのに、ネットに関する記述は、少し古ぼけているところもある。変換の激しい業界であり、この本の最もオリジナルな部分であるアーキテクチャの生態系マップを更新した改訂版を出して欲しいものだ。事例が古ぼけてはいるものの、その本質的内容は今でも斬新である。・任意の行為の可能性を「物理的」に封じ込めてしまうため、ルールや価値観を被規制者の側に内面化させるプロセスを必要としない・規制(者)の存在を気づかせることなく、被規制者が「無意識」のうちに規制を働きかけることが可能という構造をネットが有しているのは確かであろう。でも、少し記述が面白すぎないか、とも思う。私のように、SNSなどを外部から眺めている人間には、なんとなく、大げさな、と思ってしまうのだ。

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